大村市上下水道局

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大村市の水道水における有機フッ素化合物(PFOS及びPFOA)について

大村市上下水道局では令和5、6年度、小規模施設を含め市内全12浄水場において有機フッ素化合物(PFOS及びPFOA)の検査を実施しました。

すべての浄水場で国の暫定目標値の50ng/Lを下回っており、安心してご利用いただけることを確認しています。

また、本市の水道水の大部分(80%)を供給している坂口浄水場では、水道水の検査結果は不検出(5ng/L未満)ですが、全体の内ごく少量を供給している1つの浄水場(1.7%)で最大値の36ng/Lが検出されています。この調査結果については、現在の国の暫定目標値以下ですが、今後、本市の水需要を考慮しながら全体的な水運用や代替え水源等を検討し、水道水におけるPFOS及びPFOAに対して対策を行っていきます。

今後も、国の基準などの動向に注視するとともに、検査を実施し監視を続けていきます。

なお、各浄水場の検査結果については、大村市及び大村市上下水道局ホームページの水質検査結果の水質管理目標設定項目検査結果に掲載しています。

有機フッ素化合物(PFOS及びPFOA)とは

PFOS及びPFOAは、水や油をはじく、熱や薬品に強いなどの性質があるため、撥水剤、泡消火剤及びコーティング剤などに用いられてきました。しかし、自然界や体内で分解しにくいため、環境や食物連鎖を通じて人の健康や動植物の生息・生育に影響を及ぼす可能性が指摘されており、現在では、国内外において製造・使用などが規制されている物質です。

水道水については、国の水質管理目標設定項目※1にPFOS とPFOA の合算値で50 ng/L ※2以下とする暫定目標値※3が定められています。

※1 水質管理目標設定項目は、「将来にわたり水道水の安全性の確保などに万全を期する見地から、水道水質管理上留意すべきものとして定められた項目」です。

※2 1ng/Lは、水1リットルあたり10億分の1グラムの物質が溶解していることを表します。

※3 体重50kg の人が一生涯にわたって毎日2Lの水 を飲用しても健康に悪影響が生じないと考えられる水準をもとに設定されています。

大村市上下水道局 浄水課 水質管理グループ 電話番号 0957-53-5105
E-mail suido-jyosui@city.omura.nagasaki.jp

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