大村の水がめ
皆様がお使いになっている水道水は、ダムなどから送られてくる水を坂口浄水場で処理したものと地下水をくみ上げて消毒したものに大きく分けられます。それでは、坂口浄水場に送られてくる水について紹介します。
主に川を流れる水をダムや貯水池に一度溜めて、その溜まった水を坂口浄水場へ送っています。この水は、そのままでは飲むことができないため、機械や薬品を使って水の中のごみなどを取り除き、消毒することで安心して飲むことができる水道水にしています。
坂口浄水場までの水の流れ
萱瀬ダム
一日最大15,000m3の水が坂口浄水場に送られています。
坂口浄水場
萱瀬ダムや貯水池から送られてくる水を安心して飲むことができる水道水にしています。一日最大30,000m3までの水を処理することができます。
池田貯水池
一日2,450m3の水が坂口浄水場に送られます。
薬品について
現在、坂口浄水場では、1日に約20,000m3の水道水を作っています。この水道水を作るために、下記のような薬品を使っています。ここで薬品の主なはたらきを紹介します。
- 次亜塩素
- 消毒を行い、悪い菌からの汚染を防ぎます。
- PAC
- 水の中のゴミなどを固めます。
- 苛性ソーダ
- 水道管のサビなどを防ぎます。
- 活性炭
- 水の中の臭いなどをとります。